【S10最高2057最終2014】ヒスイクレベラキラッシャループ

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S10お疲れ様でした。最低でも最終2桁以上には残りたかったのでレート2057から潜った所、レートを溶かして終わる形となってしまいました。

【構築経緯】

前期の並び(ドヒドラキラッシャガッサクレベカイリュー)をベースにしてオーガポン受け性能を加えることからスタート。

①キノガッサがタイプ受けとして優秀で、炎オーガポン以外の原種オーガポン(草)、岩オーガポン、水オーガポンを受けることが出来ると考えた。

つるぎのまいを覚え、テラス前に天然貫通の特性「かたやぶり」、テラス後にAが1段階上昇して高火力になる炎オーガポンは、S9の構築とは別に対策を用意する必要があると感じたため炎テラス黒い霧どくづきメンハドヒドイデや炎テラス原種クレベース、特性ガードラウドボーンを炎オーガポン受けとして使っていた。

しかし、ドヒドイデは汎用性が下がり、炎テラス原種クレベースは火力不足で(ストーンエッジは命中不安)、特性ガードラウドボーンはステロが痛い上にクレベラッシャ枠とは別に1枠使うことになってしまうため、原種クレベースを抜く代わりに、クレベースを炎オーガポンのテラス前とテラス後の両方に唯一弱点を突ける岩打点をタイプ一致で打てて非常に物理耐久の高いヒスイクレベースを採用した。

②ヒスイクレベースを炎オーガポン受けとして採用した為、ドヒドイデの汎用性を下げずにそのまま使えるようになったのでS9と同じ型のドヒドイデを採用した。また、ラッキーとキノガッサもS9と同じ型で採用した。

③がんじょう岩オーガポンに打点を持ててかつ、霊獣ランドロスにも打点を持てるゆきなだれを入れてヘイラッシャを採用した。

④ガチグマがS10で大幅に減少した為、思い切ってガチグマ受け枠のカイリューを抜き、ドヒドイデを選出していない時にトリック受けが出来るなげつけるハピナスを採用した。

【構築紹介】

①ドヒドイデ@きあいのタスキ(再生力、腕白)

テラスタイプ：草

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157(252)-83-223(244)-×-164(12)-55

アクアブレイク/どくどく

どくびし/じこさいせい

毒撒き要員兼トリック受けポケモン。S9と同じ型で採用した。

身代わり瞑想カミが環境にいたので、アクアブレイクが今の環境でも役に立った。

持ち物はメンタルハーブでもいいが、襷の方が便利だったので襷にした。

②ラッキー@しんかのきせき(自然回復、穏やか)

テラスタイプ:悪

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326(4)-×(A0)-57(252)-×-172(252)-64

ちきゅうなげ⇔シャドーボール/めいそう

ステルスロック/タマゴうみ

特性受け。イーユイを見たら眼鏡持ちの炎テラスオバヒケアでハピナスよりも優先して投げたい。(例外はあるが)

ちきゅうなげは定数ダメージによる削りの安定性がある反面、サーフゴーやハバタクカミに無効化されてしまう弱みがあるが、シャドーボールを入れても火力が低く挑発カミに強く出れない為最終的にはちきゅうなげを採用した。

③ヘイラッシャ@たべのこし(天然、腕白)

テラスタイプ：フェアリー

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257(252)-121(4)-180(228)-×-88(20)-56(4)

じわれ/ゆきなだれ

まもる/ねむる

天然物理受けポケモン。S8と同じ型で採用した。ゆきなだれが役に立つ場合は結構あり、カイリュー、霊獣ランドロス、がんじょう岩オーガポン等への打点として役に立った。

身代わりを抜いた弊害として、渦アンコカイリューが重くなってしまったが、それよりもヘイラッシャに氷打点があることの方が大事だった。

④ハピナス@おんみつマント(自然回復、生意気)

テラスタイプ：あく

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331(4)-×(A0)-62(252)-95-205(252)-54

シャドーボール/なげつける

めいそう/タマゴうみ

【調整意図】

BD全振り。余りH。

S…最遅。無振りキョジオーン抜かれ

【技構成について】

回復技のタマゴうみは確定として、トリック対策のなげつける、挑発カミに抗えてサーフゴーの弱点を突けるシャドーボール、巧みサーフゴー対策の瞑想を採用した。

【持ち物について】

キョジオーンのしおづけの定数ダメージを防げる隠密マントを採用した。ハピナスを最遅にすることでちょうど無振りキョジオーン抜かれになってラストターン下からタマゴうみを打つことが出来るようになるので都合が良い。

また、カミのムンフォのCダウンを防いだり、ツツミのフリドラ凍りを防いだり、イーユイのあくは怯みを防いだりすることが出来るのが強い。

ガチグマ受け枠のカイリューを抜いて入れたポケモン。なげつけるハピナスを入れたおかげで、ヒスイクレベラッシャ両選出がしやすくなって良かった。

シャドーボールのおかげでゴテライーユイやゴテラツツミに打点を持てて強かった。

【テラスタイプについて】

巧みショックサフゴに強い悪テラスを採用した。

⑤クレベース(ヒスイのすがた)@あつぞこブーツ(がんじょう、腕白)

テラスタイプ：ほのお

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202(252)-148(4)-259(252)-×-56-58

ロックブラスト/ステルスロック(ボディプレス)

てっぺき/じこさいせい

【ダメージ計算】

・炎テラスを切ったA特化炎オーガポンのA＋3ツタこんぼうが、炎テラスを切ったヒスイクレベースに対して確定3発(炎オーガポンのつるぎのまいにヒスイクレベースを後投げしてヒスイクレベースがテラスを切ると受かる)

・電気テラスを切ったA特化鉢巻パオジアンのテラバーストが乱数3発(2発では倒れない)

【技構成について】

自己再生は確定として、身代わり炎オーガポンに強く出れるロックブラスト、炎オーガポンの繰り出しに負荷をかけれるステルスロック、剣舞パオジアンを受ける為の鉄壁を採用した。ロックブラストは当たる数によってダメージがかなり変わってきて安定しない為、最後の方だけヒスイクレベースのステロをボディプレスに変えていた。炎オーガポン対面でステルスロックを撒くのはアンコールを考えるとリスクがある。しかし、ラッキーを出さずにヒスイクレベハピ@1の選出をした時に、ステロでボルチェンに抗えるのは強い。

【持ち物について】

ステロを踏まない為にあつぞこブーツを採用した。

炎オーガポン受け。レギュレーションDの環境が変わる前はヒスイクレベースはタイプが不遇なので評価していなかったが、環境が変わった後は、炎オーガポン受けとして強いポケモンになった。岩技をタイプ一致で使えて、トップクラスの物理耐久を持っているのでしっかり活躍してくれた。

クレベースをヒスイクレベースに変えた弊害として、鉢巻の地面物理が重くなった。特に鉢巻ランドロスがきつかった。(それでも結構勝てた気がする)

【テラスタイプについて】

炎オーガポンに強く出れる炎テラスを採用した。炎打点のツタこんぼう、草打点のウッドホーン、フェアリー打点のじゃれつくを全て半減に出来るのが強い。炎オーガポンは炎しかテラスを切れないし、炎タイプで簡単に受けられるので、強い特性や技を持つ反面テラス固定という弱みを突くことで対策することが出来た。

炎テラスは、対パオジアンで氷技半減(つらら落としを受けにくくなるので運ゲーを仕掛けにくい)、悪等倍、格闘等倍になるので、パオジアンを受ける上で強かった。

テラス前とテラス後で地面岩水の3つの弱点が被ってしまうのでそこには注意が必要である。

⑥ キノガッサ@どくどくだま(ポイズンヒール、図太い)

テラスタイプ：鋼

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