アイデアノート

主にポケモンについて書きます。

【S9最高2112最終2059】みがまもTODループ

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S9お疲れ様でした。途中で2ロムレート2100を達成しましたが、S6の最終順位よりも良い順位で終わるために潜った所、レートを溶かして終わってしまいました。


【コンセプト】

純正受けループ


【構築経緯】

前期の並び(ドヒドラキラッシャハピクレベジュナイパー)を元に作り始めた。

①ドヒドラキラッシャは並びで選出することで受けループでの強い並びになるので採用。

クレベースがいないと鉢巻飛行テラバカイリュー、鉢巻飛行テラバランドロスで困るのでクレベースを採用。

③ゴーストテラバガチグマを受けれるようにガチグマ受けの枠をジュナイパーからカイリューに変更。

④挑発ヒードランの減少により、ちきゅうなげ電気玉なげつけるハピナスを抜いても良いと判断した為、ハピナスの枠をキョジオーンやチオンジェンに強いポイヒキノガッサに変更。


【構築紹介】

ドヒドイデ@きあいのタスキ(再生力、腕白)

テラスタイプ:草

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157(252)-83-223(244)-×-164(12)-55

アクアブレイク/どくどく

どくびし/じこさいせい


【技構成について】

どくどくと自己再生は確定。ウーラオス等に効き、鋼でどくどくを透かしに来られてもいいようにどくびしを採用。みがわり持ちへの対策としてアクアブレイクを採用した。アクアブレイクの枠はどくづきでもいいかもしれない。


【持ち物について】

挑発ディンルー対策でメンタルハーブを持たせたいが、きあいのタスキの方が役割が多くて役に立つ為今期もきあいのタスキを採用した。耐久が高いポケモンきあいのタスキを持たせるのは弱いと思うかもしれないが、ドヒドイデの場合は、HP1で引いても再生力で回復出来る上、対いのちがけコノヨザルで数的有利を取ることが出来るので強い。コノヨザルがステロを撒いて来た後はいのちがけをされる可能性があるので、いのちがけに合わせて自己再生をするのが強い。また、鉢巻地震ランドロスにどくどくを打ちに行くことが出来る。


両受けが出来るポケモン。前期と同じ型で採用した。トリック受け性能があることが強みであるので、サーフゴー入りには投げていきたい。特性再生力と毒撒きが強みであるので、初手に投げることが大事である。

毒テラスディンルー、挑発ディンルーに毒を入れられないのが弱いが、ヘイラッシャの地割れで解決しに行くかキノガッサを出して頑張る。


【テラスタイプについて】

テラス前とテラス後での相性補完が良い草テラスを採用した。


②ラッキー@しんかのきせき(自然回復、穏やか)

テラスタイプ:悪

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326(4)-×(A0)-57(252)-×-172(252)-64

ちきゅうなげ⇔かえんほうしゃ/めいそう

ステルスロック/タマゴうみ


【技構成について】

瞑想ステロタマゴうみは確定で、攻撃技の枠を地球投げではなく火炎放射にしていた時があったが、汎用性のあるちきゅうなげに戻した。


【火炎放射ワンウェポンラッキーのメリットとデメリット】

・メリット

サーフゴーに打点があることで、クレベース等のサーフゴーに後出し出来ないポケモンが削れていてもTOD負けを防げること、ゴテラツツミに打点があること

・デメリット

もらいびヒードランに打点がないこと、ちきゅうなげと比べてイーユイやヒスイヌメルゴンが倒しにくくなってしまうこと


【持ち物について】

進化の輝石1択。


前期と同様に、汎用性のある特殊受けとして採用した。

ハピナスよりも耐久が高く、A特化鉢巻カイリュー地震が受かる程度の物理耐久があるのが強い。選出の時に、物理受けに2枠使う場合に1匹で広い範囲で特殊受けが出来ることが大事であり、ラッキーはそれに当てはまっているのが強い。特殊高火力ポケモンを考えるなら、ラッキーは受けループに採用するべきである。

イダイトウのウェーブタックルにタマゴうみを合わせると反動ダメで結構相手が削れてくれる。


【テラスタイプについて】

巧みショックサフゴ対策の悪テラスを採用した。


③ヘイラッシャ@たべのこし(天然、図太い)

テラスタイプ:フェアリー

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257(252)-×(A0)-180(228)-×-85-59(28)

じわれ/みがわり

まもる/ねむる


【技構成について】

眠るは確定として、挑発コノヨザル対策になる地割れ、一撃必殺技対策となる身代わり、拘りトリックポケモンの技確認、択の引き延ばし、攻撃を守りつつ残飯で回復が出来る守るを採用した。


【持ち物について】

みがまもと相性のいいたべのこしを採用した。


相手の積み技による能力上昇を無視出来るのが強いポケモン

今期は地割れワンウェポンのみがまも型で採用した。渦アンコカイリューに勝てる型のはずだが、立ち回りが難しいので上手い人には負けた。ゆきなだれ不採用によってランドロスへの打点が無くなるが、ランドロスには大抵の場合クレベースを投げるのであまり困らなかった。

ポガッサと合わせてみがまもと回復技だけで20分過ごす事によって、受けループの強みである「HP総量の高さ」によって判定勝ちを狙うことが出来る。

釣り交換が絡んでくる場面で、まもるがあることによって、不利対面で引く前に、1ターン突っ張ることが出来るので、そのターンに一方的に相手に択をさせることが出来る。(相手視点:まもる読み突っ張りか交代読みの釣り交換 自分視点:安定択のまもる→次のターンで択になる可能性がある)

また、みがまもをヘイラッシャにもキノガッサにも採用したことによって、対キョジオーンで安定するようになった。


【テラスタイプについて】

鉢巻悪ウーラオスに強く、鉢巻カイリューげきりんを無効化出来るフェアリーテラスを採用。


キノガッサ@どくどくだま(ポイズンヒール、図太い)

テラスタイプ:鋼

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163(220)-×(A0)-145(252)-×-83(20)-92(12)

やどりぎのタネ/どくどく

みがわり/まもる


【調整意図】

H…8n+1〜3のHP実数値の最大値(ポイヒ2回でみがわり1回分のHPが回復する)

※H167だとポイヒ2回分の回復が40なのに対し身代わりのHPが41になってしまう

B…特化

D…鋼テラス時にC無補正無振り(C実数値70)テツノカイナのボルトチェンジを身代わりが確定耐え

S…S4振りチオンジェン抜き


【ダメージ計算】

・A特化鉢巻ランドロスのとんぼがえりが鋼テラスを切ったキノガッサに対して29〜35ダメージ(ポイヒ2回回復圏内)


【技構成について】

ポイズンヒールと合わせて相手の攻撃を受け続けられるみがわり+まもる、ディンルーやチオンジェン、キノガッサに打てるどくどく、自身のHPを回復しつつキョジオーンを削る手段になるやどりぎのタネを採用した。


【持ち物について】

ポイズンヒールを発動させることが出来るどくどくだまを採用した。


TODをみがまも+回復で成立させることが出来る神ポケモン。始めの頃は、扱いが難しいので使う気にならなかったが、練度を上げて、しっかり役割対象に出していくことで受けループにぴったりのTOD性能を発揮してくれて頼りになるポケモンになってくれた。本当に強かったので今の環境の受けループには入れた方がいいと思う。

8世代のみがまもダイナを彷彿とさせるような性能で、みがまものPPの合計が”32”であることにより、眼鏡カミのムーンフォースや鉢巻ランドロスのテラバーストのPPを枯らすことが出来る。

ダメージ計算にあるとんぼがえりのダメージ分の削れがあっても、ある立ち回りによって判定勝ちをすることが出来る。(TODでターン調整を行うこととする)


【立ち回り解説】

※相手の方が先に動けてかつ身代わりを1回で壊せると想定(みがわりは残り4ターンの始めの時点で貼られているとする)

(左の数字は残りターン)

 自分      相手

4 下からみがわり 攻撃

(ポイヒ回復)

3 まもる     攻撃

(ポイヒ回復)

2やどりぎorどくどく(2連まもるして1ターンずらしてもいいがここではやどりぎorどくどくとする)                        攻撃(身代わり壊れる)

(ポイヒ回復)…A

1まもる     攻撃

(ポイヒ回復)…B

AとBによってHPを最大で40回復することが出来るのでランドロスのとんぼがえりで35削れても勝利することが出来る。(ラスト2ターンからのやどりぎ回復×2+ポイヒ回復×2を見据えて行動すると、サーフゴー等にやどりぎを透かされて負けるorやどりぎ外しの負け筋がある為注意)


【テラスタイプについて】

キノガッサが弱点を突かれる6つのタイプの内5つを半減または無効に出来る鋼テラスを採用。不利対面で突っ張ってみがまもムーブに繋げていくことが出来るのが強い。

 

【役割対象】

ディンルー、ヘイラッシャ、ステロ+ドラテガブリアスドヒドイデ、キョジオーン、キノガッサ、ドオー等

 

クレベース@あつぞこブーツ(頑丈、腕白)

テラスタイプ:格闘

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202(252)-138(4)-259(252)-×-66-48

ゆきなだれ/ボディプレス

てっぺき/じこさいせい


【ダメージ計算】

【攻め】

・威力2倍ゆきなだれで耐久無振りの飛行テラスを切った霊獣ランドロスが確定1発

・威力2倍ゆきなだれで耐久無振りのカイリューマルスケ込みで87.5%で1発


【受け】

・A特化鉢巻カイリューげきりんが確定3発

・飛行テラスを切ったA特化鉢巻霊獣ランドロスのテラバーストが確定3発


【技構成について】

自己再生は確定として、飛行テラスを切った霊獣ランドロスを一撃で倒す為のゆきなだれ、格闘テラスと合わせて高火力の出るボディプレス、積み技持ちに対抗出来る鉄壁を採用した。


【持ち物について】

ステロを踏まない為にあつぞこブーツを採用した。


高耐久の物理受け。ランドロス入りには結構投げた。鉢巻ランドロスやパオジアンが受かる駒として非常に強力であった。ヘイラッシャはドヒドイデで毒展開をしてから出さないと強さを発揮しにくいが、クレベースは単体でも強い。また、ヘイラッシャとは違って半分回復技を覚えるので安定感があった。鉢巻ランドロスや鉢巻飛行テラバカイリューが受かるポケモンは受けに必要なので、今期も採用して正解だった。


【テラスタイプについて】

鋼テラスアイへガブリアスやドドゲザンに強い格闘テラスで採用した。ボディプレスの威力を上げることが出来て強い。耐久が高すぎるがゆえに、フェアリーテラバドドゲザンに勝った試合があった。


カイリュー@ゴツゴツメット(マルチスケイル、能天気)

テラスタイプ:ゴースト

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187(164)-154-160(244)-120-108-113(100)

りゅうせいぐん/しんそく

アンコール/はねやすめ


【調整意図】

S…最速ガチグマ抜き

B…ほぼ特化

H…余り


【ダメージ計算】

・流星群+神速+ゴツメダメージ2回+火傷ダメージ2回で耐久無振りガチグマを確定で倒せる(218ダメージ〜)


【攻め】

・流星群+神速で耐久無振りパオジアンを93.75%で倒せる


【受け】

・かえんだまによってこんじょうが発動したA特化ガチグマのからげんきがマルスケ込みで確定3発

・かえんだまによってこんじょうが発動したA特化ガチグマのくさわけ(マルスケ込み)+からげんき(マルスケの効果無し)を93.75%で耐え

→ガチグマのくさわけに受け出して流星群+神速で倒しに行ける(流星群+神速でダメージを与えることが出来れば耐久無振りガチグマは必ず倒せる)

・悪テラスを切ったA特化鉢巻悪ウーラオスのあんこくきょうだが羽休めで受かる(最大94ダメージ)


【技構成について】

羽休めは確定として、ガチグマのテラスを考慮した上で安定したダメージが出せる流星群、草分けしてSの上がったガチグマよりも先に攻撃出来る神速、ガチグマのつるぎのまいやビルドアップ対策としてアンコールを採用した。


【持ち物について】

くさわけ+からげんきガチグマに勝つ為にゴツゴツメットを採用した。


新たなガチグマ受け。使用率1位のポケモンであり受けとして使っても強かった。

具体的には、マルスケによる高耐久、アンコールによる積み技対策、優秀な攻撃技が強かった。

ステロを撒いてくるポケモンはディンルー、ガブリアスカバルドン等が挙げられるが、地面2体採用を躊躇っているのか、一緒にいることは殆ど無かった為、あつぞこブーツを履かせなくてもガチグマ受けを成立させることが出来た。

シーズンの途中ではヒードランも見れるようにぼうふうじしんの2ウェポンで使っていたが、ぼうふうの命中が70で安定しないのと、挑発ヒードランが全然いなかったのでりゅうせいぐんしんそくにした。


【テラスタイプについて】

ノーマルテラスからげんきガチグマ対策としてゴーストテラスを採用した。受けループだからこそ出来るガチグマへのピンポイント対策である。


【選出について】

基本選出

・ドヒドラキラッシャ(対ディンカイサーフパオカミウーラはこれ)

以前から変わらない選出。使用率トップポケモンのサーフゴーのトリックをドヒドイデでケア出来て、特殊受けで安定するラッキー、毒展開からみがまもヘイラッシャに繋げていく。ヘイラッシャのまもるでトリック択を回避出来る。


対ディンルーランドロス

・ガッサクレベ@1

初手キノガッサ出しでランドロスと対面した場合はまもるを打ってからテラスするかどうか考える。


対ガチグマラオス

カイリュー+クレベorラッシャ@1

ステロを撒かれていなければ、カイリューはガチグマに対して後出しでいい。

 

【S8の構築記事で隠していたハピナス

ハピナス@でんきだま(自然回復、穏やか)

テラスタイプ:あく

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331(4)-×-62(252)-×-205(252)-75

ちきゅうなげ/なげつける 

めいそう/タマゴうみ

挑発ヒードラン対策。ちきゅうなげでH振りヒードランの身代わりが確定で壊れる。電気玉なげつけるでヒードランを麻痺にさせることでハピナスが上を取ることが出来る。

挑発ヒードランが減ったので構築から抜いた。


【最終結果】

TNベテルギウス 最高2111最終2059(最終130位)

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TNローレライ 最高2112最終1956

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TN orion 最高1977最終1941

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【レンタルチーム】

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【感想】

最低でもS6の最終順位は超えたかったので、レート2100↑で1ロム保存するということをしなかった結果、2ロムともレート2100から溶かして良い方でも最終100位台で終わってしまい悔しいです。

来期はもっと良い結果を残せるように頑張ります。

話が変わりますが、自分の受けループのサーフゴーの突破手段が地割れしかないから欠陥構築であると批判している人がいますが、実際TODでも勝てるしS6もサーフゴーの突破手段に乏しい構築を使って最終30位を取っているので批判として間違っていると思います。某ツイートについて言うと、飛行テラスを切られたらラッキーのちきゅうなげが通るし、眼鏡10万は立ち回りで解決出来ます。間違った知識で批判しないで下さい。

2ロム2100は運だけじゃないです。自分の実力です。


【Special Thanks】

・一緒に構築を考えてくれたるいくん

・育成を手伝って下さったSelgainusさん


【宣伝】

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