アイデアノート

主にポケモンについて書きます。

【S18最高2173最終2122(76位)】土竜の大奇襲

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S18お疲れ様でした。最高レートが最終10位台相当の所まで行きましたがまた最後溶かして終わってしまいました。


【目次】


【コンセプト】

受けループ


【構築経緯】

①雷撃ではムゲンダイナ入り受けループを使用していたが、黒バド入りに対して強い選出が出来る受けループを作りたかったためホウオウ入り受けループを採用した。

②コライドンやウーラオス受けが出来るヘイラッシャ、黒バド受けが出来るAベトベトン、ミライドンの電気技の一貫を切れてかつキョジオーンを見れるグライオンを採用した。

③ホウオウと組む場合はハピナスを採用しなくてもいいのでラッキーを採用した。(後述)

④ここまでで原種ガチグマが重いため原種ガチグマに後投げが可能なダグトリオを採用して構築が完成した。


【構築紹介】
①ホウオウ@あつぞこブーツ(再生力、腕白)

テラスタイプ:フェアリー

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213(252)-150-154(236)-×-174-113(20)

せいなるほのお/ブレイブバード

ひかりのかべ/じこさいせい


【調整意図】

H…最大

B…11nで最大

S…S4振り霊獣ランドロス&最速原種ガチグマ抜き


【技構成について】

回復技の自己再生は確定として、追加効果の50%で火傷を狙いに行ける強力なタイプ一致打点のせいなるほのお、タイプ一致の高火力打点としてブレイブバード、ホウオウで暁ガチグマを受けるための光の壁を採用した。


【持ち物について】

ステルスロック対策として厚底ブーツを採用した。


両受けの神。「聖なる炎による火傷+光の壁+再生力」によって脅威の受け性能を発揮する。

光の壁は暁ガチグマを受ける為に採用していたが、その他でも色々と便利な場面があり強かった。

聖なる炎によって命中込みで47.5%で焼きに行くことが出来るため、聖なる炎でパオジアンの襷の所まで削ることが出来るのであれば、零度パオジアンに対して対面から約59%の確率で勝つことが出来る。からげんきカイリューに対しては焼いてはいけないため、相手がホウオウに後投げしてくるようなそれっぽい立ち回りをしてきた時は敢えて焼かずにブレイブバードで削ることを意識していた。

再生力の為初手に投げて焼いてから裏に引く動きも強く、ホウオウ自体が受からなくなっても裏に引くことで回復して受かるようになるのが強かった。


【テラスタイプについて】

コライドンを始めとした環境に多い物理に対して強く出れるフェアリーテラスを採用した。


②ラッキー@しんかのきせき(自然回復、生意気)

テラスタイプ:鋼

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326(4)-×-57(252)-×-172(252)-59 

ちきゅうなげ/ステルスロック

めいそう/タマゴうみ


【調整意図】

ミライドン意識でD補正をかけてBDぶっぱ。余りH。

Sは最低でも最遅ママン抜かれで、ラッシャに抜かれない程度。


【技構成について】

回復技のタマゴうみは確定として、安定して削りを行えるちきゅうなげ、相手のサイクルに負荷をかけられるステルスロック、特殊アタッカーの瞑想などの積み技に対応出来る瞑想を採用した。


【持ち物について】

耐久を上げられる進化の輝石一択。


ハピナスより硬い特殊受け。ハピナスはどくバリ+なげつけるによって挑発カミ受けやトリック受けとして機能出来たが、この構築ではそれらの役割をホウオウに任せられるためラッキーを採用した。なげつけるを採用しなくて良い分ステルスロックを採用して撒きにいけるのが強かった。

性格は色個体を使いたかった関係上で生意気で使っているが出来れば穏やかS62(最遅ママン抜かれ)で使った方がいい。


【テラスタイプについて】

キラフロルの毒を拒否しつつ、ラッキーが撒いたステルスロックをキラースピンで回収されないようにする為に鋼テラスを採用した。

また、挑発どくどくグライオン対策としても役に立った。

正直やどりぎ対策の草テラスでもいい。


③ヘイラッシャ@たべのこし(天然、腕白)

テラスタイプ:フェアリー

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257(252)-120-178(212)-×-85-61(44)

じわれ/ゆきなだれ

まもる/ねむる


【調整意図】

H…16n+1

B…出来るだけ高く

S…ゴテラ呪い身代わりキョジオーン意識の44振り


コライドンやウーラオス受け。天然高耐久ポケモン。15シーズン連続で構築に入っている。

まもるによってコライドンの晴れターンを調整しつつHP管理が出来るのが強かった。

地割れはキョジオーンの突破のために必要であり、ゆきなだれはカイリューを削る手段として役に立った。


【テラスタイプについて】

コライドンのタイプ一致技を半減以下にし、鉢巻カイリューげきりんを無効に出来るフェアリーテラスを採用した。


グライオン@どくどくだま(ポイズンヒール、腕白)

テラスタイプ:鋼

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179(228)-116(4)-176(116)-×-98(20)-133(140)

どくどく/ちょうはつ

みがわり/まもる


【調整意図】

H…8n+3 (8n+1〜3のHP実数値の最大値、ポイヒ2回でみがわり1回分のHPが回復する) 、総合耐久意識

A…余り、わるあがき意識

B…11nで出来るだけ高く

D…余り

S…準速カイリュー抜き(S4振りスカーフゴチル+4)


【ダメージ計算】

・臆病C振り眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを最高乱数切って耐え

・A特化コライドンの晴れ下炎テラスフレアドライブを75%で耐え


電気の一貫切り&ゴテラ呪い身代わりキョジオーン対策。

みがまもムーブに入るとそれだけで勝てるようになる可能性があるのが強すぎる。

Sは準速の鉢巻からげんきカイリューの上を取れているのは偉いが、スカーフゴチルには普通に抜かれていることがあるので面倒。


【テラスタイプについて】

暁ガチグマ等が打ってくる身代わり貫通技のハイパーボイスカイリューのからげんきや逆鱗を半減に出来る鋼テラスを採用した。


アローラベトベトン@くろいヘドロ(毒手、慎重)

テラスタイプ:毒

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212(252)-127(12)-96(4)-×-165(236)-71(4)

どくづき/はたきおとす

かなしばり/まもる


【調整意図】

H…最大

A…B4振りフェアリーテラス黒バドに対してテラスどくづきでワンパン出来る確率が変わるライン

B…余り

D…11nで最大

S…余り


【技構成について】

くろいヘドロと合わせてHP回復を挟めるまもる、タイプ一致技でありフェアリーテラス黒バドの弱点を突けるどくづき、タイプ一致技であり持ち物をはたけてかつ黒バドの弱点を突けるはたきおとす、やどみが黒バドの身代わりをかなしばりして崩しに行けるかなしばりを採用した。

 

【持ち物について】

回復ソースになって黒バドにトリックされても負荷をかけられるくろいヘドロを採用した。


黒バドレックス受け。「ゴースト半減+エスパー無効+フェアリー等倍」の耐性でアスビショックドレキを受けれる上、環境に多いフェアリーテラスに対してはテラス前とテラス後の両方にタイプ一致で弱点を突きに行ける万能ポケモンだった。

まもるはヘドロと合わせてHP管理の為に採用した。

かなしばりはやどみが黒バドレックスの身代わりをかなしばりして崩すために採用したが、まもるでしおづけを防いだ後キョジオーンのしおづけをかなしばりするなどの動きも可能であり汎用性があって強かった。


【テラスタイプについて】

黒バドレックスの格闘テラバを半減に出来て、どくづきの火力を上げられる毒テラスを採用した。


ダグトリオ@きあいのタスキ(蟻地獄、寂しがり)

テラスタイプ:悪

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95-167(252)-49-×-75-172(252)

がむしゃら/きしかいせい

ふいうち/まもる


【調整意図】

ASぶっぱ

きしかいせいの原種ガチグマへのダメージ意識でA特化

がむしゃら意識でHBDは個体値最低値、ミライドンのとんぼがえり意識でB下降

 

【ダメージ計算】

・ミライドンのA下降(A94)とんぼがえりで悪テラス時に襷まで到達(102〜122ダメージ)

 

【技構成について】

原種ガチグマを倒すためのがむしゃら、ダグトリオを生かしつつ原種ガチグマを倒しに行けるきしかいせい、がむしゃら+先制技で縛るためのふいうち、相手の技確認やテラス確認のためのまもるを採用した。

 

【持ち物について】

原種ガチグマに後投げが効いてかつがむしゃらで相手のHPを1にすることが出来る気合の襷を採用した。


原種ガチグマ対策。原種ガチグマの攻撃に後投げ出来るので(受かってはいないが)受けポケモンである。

「襷がむしゃら+かえんだま火傷のダメージ」によってゴテラ以外の原種ガチグマに相打ち以上に持っていくことが出来る。まもるによってミライドンのとんぼがえりの有無の確認をしてからテラスを切ったり、原種ガチグマの格闘等倍以下のテラスの有無を確認してからがむしゃらかきしかいせいを打つかを決めることが出来る。

ミライドンのA個体値がV固定のおかげで受けるダメージが多くて喜んでいるという凄い状況が起きていた(笑)

まもるの枠はイチゴはこらえるで使っていたので違いについて説明する。

 

《まもる採用とこらえる採用の違い》

まもる採用のメリット

・初手ミライトリオ対面で相手のとんぼがえりの有無を確認してからテラスを切れる

・原種ガチグマのくさわけに受け出した後2回目のくさわけのS上昇を防ぎつつテラス確認が出来る

 

まもる採用のデメリット

・ステロ+原種ガチグマに対して釣り交換や死に出しから対応出来ない(襷の効果が発揮されないため)

・ミライウーラのウーラオスに対してまもるでEFターンを枯らしに行けない

 

こらえる採用のメリット

・ステロ+原種ガチグマに対して釣り交換や死に出しから対応出来る

・ミライウーラのウーラオスに対してこらえるでEFターンを枯らしに行ける

 

こらえる採用のデメリット

・技確認やテラス確認で不都合が生じる

 

【テラスタイプについて】

ミライドンのとんぼがえりが抜群になってかつ火力上昇の効果を生かせる悪テラスを採用した。正直炎ポンが重すぎるので格闘テラスきしかいせいでワンパン出来る格闘テラスの方が良さそう。

 

【選出について】

強いと思ってる選出→ホウオウラキラッシャ

ステロ撒菱展開やキョジ入りにはグライ@2で投げたい

原種ガチグマにはトリオ@2、黒バドにはベトン@2 

 

【最終結果】

TNマザーランド 最高2173最終2122(76位)

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TNバイオレット 最高2112最終2070

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【レンタルチーム】

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【感想】

保存すれば最終レートだけで言えば最終11位だったけど最終1桁に残りたかったので潜って正解だったと思います。

イチゴと最終日朝にダグトリオ入りで2人合わせて2ロム瞬間1桁に入ってて熱かったです。2105から2173まで5連勝でいけたけど、でも後2勝が遠い。2人で話し合って後2勝は必要だと思ってたけど予想通り必要だったからもう少し早く仕掛けるべきだったかもしれなかった。

オフで2大会続けて決勝に進出して優勝&準優勝したりと勢いのあった1ヶ月でした。

また頑張ります。

 

スクショ時刻は上が1日の2時40分、下が6時08分

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【Special Thanks】

ダグトリオの考案者であり、色々構築について一緒に考えてくれたイチゴ

・イチゴぽけ軍団の方々

・構築相談に乗ってくれたるいくん

 

【宣伝】

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